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UE3 Home > Unreal Editor and Tools > テクスチャ統計のブラウザ参照

テクスチャ統計のブラウザ参照


概観


TextureStats によって、テクスチャのメモリ使用を監視でき、データをエディタで簡単に見ることができます。遠隔接続されているゲーム (PC や Xbox360) についても、テクスチャのメモリ使用の実態を監視できます。1 つは、レベル共有される高解像度ミップレベル群であり、もう 1 つは低解像度ミップレベル群で、これらは各レベルのために保存されます (高速ロードのための冗長性)。ディスク使用に関する監視は、2 つに分割されます。データは、表形式で示され、各テクスチャアセットに関して集められた各種プロパティによってソートできます。個々のアセットとグループは、マークを付け非表示にすることによって、注意が必要なものに範囲を絞り込むことができます。ブラウザツールによって、テクスチャのロードを必要とするマテリアルまたはアクタにジャンプできるようにもなります。

テクスチャ統計ブラウザ


テクスチャ統計ブラウザは、レベルエディタの [View] (ビュー) メニューからアクセスできます。Browser Windows (ブラウザウインドウ) > Texture Stats (テクスチャ統計) オプションを選択することによって、テクスチャ統計ブラウザを直接開くことができます。別のやり方としては、メインレベルエディタ内で [Open the Content Browser] (コンテントブラウザを開く) ボタンをクリックし、ブラウザウィンドウが開いたら、その中で [Texture Stats] (テクスチャ統計) タブを選択します。

テクスチャ統計ブラウザの構成


テクスチャ統計ブラウザは 4 つの部分に分かれています。

texturestatsbrowser.jpg

  1. メニューバー
  2. ツールバー
  3. 統計リスト

メニュー バー

ファイル

  • Export (エクスポート) - CSV ファイルにテクスチャ統計情報をエクスポートします。

ビュー

  • Refresh (リフレッシュ) - テクスチャ統計情報をリフレッシュします。

ドッキング

  • Docked (ドッキング化) - このオプションによって、現在浮遊しているブラウザをメインのブラウザウィンドウにドッキングします。現在のブラウザがドッキングされると、このオプションにチェックが入ります。
  • Floating (浮遊) - このオプションによって、ドッキングしているブラウザをメインブラウザから切り離し、独自のウィンドウをもつ浮遊ブラウザにします。現在のブラウザが floating になった場合は、このオプションにチェックが入ります。
  • Clone Browser (ブラウザのクローン化) - このオプションによって、現在のブラウザの複製を作ります。
  • Remove Browser (ブラウザーの削除) - このオプションは、現在のブラウザを移動すなわち削除します。このオプションは、クローン化されたブラウザウィンドウ上でのみ有効です。

ツール バー

texturelistingmode.jpg 統計リストの リストモード を変更します。
texturememorystats.jpg 現在における、完全にロードされたテクスチャのメモリ使用を表示します。
button_hide.jpg 統計リストにおいて、現在選択されたテクスチャを非表示にします。
button_unhide.jpg 統計リストにおいて、非表示になっているすべてのテクスチャを非表示解除にします。

Remote Capture (リモートキャプチャ) の使用方法

エディタが起動した後で、遠隔接続のターゲットを選択しなければならない場合があります。

これで、テクスチャ統計において、Remote Capture モードが使用可能になりました。

RemoteCapture.jpg

テクスチャ リストモード


Selected Actor(s) (選択されたアクタ)

現在エディタで選択されているアクタによって、直接あるいは間接的に要求されているテクストアセットをすべて検索します。

注意: Uses の値に注意してください。値が 0 の場合は、ガーべジ コレクターが何らかの関連を発見したことを意味します。この情報は有益です。理由は、アセットがクックされる場合、しばしば間接的に行われる可能性があるからです。(例: アセットがヒットされた場合にスポーンされるデカール)。 0 より大きい Uses を調べる方が有益な場合が多い。これらは、よリ直接的に関連しているからです。

Selected Material(s) (選択されたマテリアル)

コンテントブラウザで現在選択されているアクタによって直接あるいは間接的に必要とされているテクストアセットをすべて検索します。

Current Streaming Level (現在のストリーミングレベル)

現在のレベルに必要なテクスチャアセットをすべてレポートします。

All Streaming Levels (すべてのストリーミングレベル)

すべてのレベルに必要なテクスチャアセットをすべてレポートします。

Cooker Statistics (クッカ統計情報)

クッカによって作成された、 GlobalPersistentCookerData.upk という名のファイルを指定できるようになります。このファイルは、ビルドのプロセスで作成されなければなりません。ディスクサイズを小さくするのに非常に有効的なモードです。

Remote Capture (リモートキャプチャ)

最も正確なゲームデータを手に入れることができるようになります。これは、コンソールまたは PC 上の実際のゲームに接続するためです (ゲームは同一マシン上にある場合も考えられます)。ビデオメモリの使用を減らし、コードによってリクエストされるアセットを探すのに、通常有効となるモードです。

統計リスト


リストとのインタラクション:

  • ライン上で左ダブルクリックをすると、ContentBrowser 内のテクスチャに飛びます。(ただし、テクスチャパスが利用可能なパッケージの中に見つかった場合)
  • ライン上で右クリックすると、ポップアップメニューが開きます。これによって、選択を変更できるようになったり、マテリアルを参照するアクタまたはマテリアルにジャンプできるようになります。また、ライン上で右クリックすることによって、エディタカメラの位置を、検索されたアクタの 1 つに変更することができます。
  • コラムのラベル上をクリックすると、その基準でソートします。もう 1 度クリックすると、その逆順でソートします。2 つのソート基準が維持されるので、より快適に閲覧できます。
  • 左クリック (さらなるオプションには、シフトキーおよびコントロールキー) によって、アセットを選択できます。
  • 選択されたアセットは、右クリックのポップアップメニューまたは [Hide Selection] (選択を非表示にする) ボタンで非表示にできます。
  • アセットのリストの非表示は、エディタが終了するか、Unhide All (非表示をすべて解除する) によって非表示になっているアセットが表示されるようになるまで、保持されます。

コンテクストメニュー

  • Find Actors using this texture - 選択されたテクスチャ (複数可) を使用しているあらゆるアクタを選択するとともに、そのアクタにカメラの焦点を合わせます。
  • Find Materials using this texture in the Content Browser - コンテンツブラウザを開き、選択されたテクスチャ (複数可) を使用するあらゆるマテリアルを選択します。
  • Invert Selection - 選択を解除するとともに、前回選択されなかったすべてのテクスチャを統計リスト内で選択します。
  • Hide Selection - 現在選択されているテクスチャを統計リスト内で非表示にします。
  • Unhide All - 現在非表示になっているすべてのテクスチャを統計リスト内で非表示解除にします。